【巨人】負けない原巨人 価値ある執念ドロー!豊富な戦力効果的に使い切った | スポーツは筋書きのないドラマ

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尽くせる手はすべて打った。その結果、負けなかった。劣勢をはね返し、敵地で2勝1分け。巨人・原監督は「価値ある引き分けだと思います。リリーフ陣もがんばり、よく引き分けに持ち込んだ」と大きくうなずいた。
この3連戦で初めて先制点を奪われ、厳しい試合展開だった。だが六回に1点を返すと、七回に坂本が同点の適時打。殊勲打の背番号6は「負けなくて良かった。一打席一打席、集中してやっています」と、充実の笑みを浮かべた。
執念が光った。前半戦の最終戦。前日に「明日が重要」と位置づけた一戦で、原監督は選手を次々と送り込み、動かした。八回には1死一塁でランエンドヒットを仕掛けるなど、積極的な攻撃で1点を奪いに行った。代走藤村、守備固めには鈴木と、豊富な戦力を効果的に使い切った。
開幕直後はつまずいたが、原監督は「うまくいかなかったことが肥やしになった」。チームを立て直し、2位中日に4・5差と、最高の形で折り返しとなった。貯金20については「悪い数字ではないと思います」と指揮官。後半戦へ手ごたえ十分の様子だった。