最大の敵は英2000ギニー、英ダービー、愛ダービーを勝ったキャメロットになる。デビュー以来無傷の5連勝中で、今後は9月15日のセントレジャーで英国3冠を狙う。同レースから10月7日の凱旋門賞までは中2週と、やや厳しいローテーションとなるだけに出否微妙だが、ブックメーカーの単勝オッズでも3倍前後と、断トツの人気だ。
昨年の凱旋門賞馬デインドリームが今年はやや不振で、2番手以下は混戦。英コロネーションCを連覇したセントニコラスアビー、昨年の英キングジョージを制したナサニエル、ディープインパクト産駒でフランス1000ギニーを勝ったビューティーパーラーや、今週の英キングジョージ勝ち馬も有力候補となる。また無傷11連勝中のフランケルに2400メートルは長く、出走の可能性は極めて低い。