「ソフトバンク3‐0ロッテ」(14日、ヤフド)
ソフトバンクの高卒ルーキー・武田(宮崎日大高)が6回無失点。前回の初登板(7日・日本ハム戦)に続き、先発で2連勝を果たした。
初勝利を札幌で挙げ、今回は本拠地で初ヒーローとなった19歳の武田は、「このホークスファンの皆さまのおかげできょう勝つことができました!」と絶叫。序盤のピンチを切り抜けての勝利に「きょうもいつも通り“上から(目線の)翔太”でいこうと。笑う門には福来たるので、笑顔で投げていれば、いつかいいことがあると思いました」と満面に笑みを浮かべて話した。さらに、2球目のウイニングボールを手に「きょうはお母さんも応援に来ているので、両親へ2球一緒に渡します」とスタンドへ声を届かせた。
ソフトバンクは連勝。武田の後を神内、岡島、森福とつないだ。打線は0‐0の五回2死満塁に、本多が右中間に走者一掃の三塁打を放ち3点を先制した。本多は「武田はルーキーとは思えない堂々としたピッチング。守っている僕らも、すごいなあと思った」と新人をたたえた。
首位ロッテは1分けを挟み5連敗。先発・吉見は4回2/3を投げ3失点で1敗目(1勝)。