第48回七夕賞(GIII、芝2000メートル・晴稍重16頭)は8日、福島競馬場11Rで行われ、内田騎手騎乗の14番人気、アスカクリチャン(牡5=須貝厩舎、父スターリングローズ、母ローレルワルツ)が道中先団につけ、追い込み勢をハナ差しのぎ優勝した。勝ち時計2分01秒1。
レースは揃ったスタートから、ミキノバンジョーが逃げ、2番手にケイアイドウソジン、3番手内にゲシュタルト、外目をシンゲンがつけてレースは進む。ダイワファルコンは中団馬群の中、タッチミーノットは6番手外目、エクスペディションとトーセンラーは後方4、5番手から追走する。直線に入ると粘るミキノバンジョーにケイアイドウソジンも差を詰め、内からゲシュタルト、外からアスカクリチャンが差しにかかる。さらには大外一気にトーセンラーも先団を飲み込みにかかるが、最後はアスカクリチャンがわずかハナ差先着し勝利した。
さらに半馬身差の3着には逃げ粘ったミキノバンジョー、混戦のハナ差4着にはケイアイドウソジンが入着した。
上位人気に押されたタッチミーノット、エクスペディション、ダイワファルコンは直線見せ場なく着外に敗れた。