オリックスが引き分けを挟む連敗を4で止めた。1‐3の三回にバルディリスの6号2ランで同点とすると、七回1死二、三塁で李大浩が左中間を深々と破る2点二塁打を放ち勝ち越した。先発の中山は1回2/3を3失点の誤算だったが、継投で追加点を許さなかった。
二回途中からリリーフし、4回1/3を投げた小松が10年7月31日の楽天戦以来2年ぶりとなる勝利を挙げた。小松は「自分らしくマウンドで気迫を出して投げられた。打つ人が打って、最後は後ろのピッチャーが締めてくれていいゲームになった。(2年ぶり勝利は)これもスタートなので、満足することなく取り組んでいきたい」と話した。
西武は連勝が2でストップ。初回にヘルマンの適時打などで逆転したが、先発の平野が4回3失点と乱れた。五回からリリーフした2番手の大石も七回、連打と味方のエラーでピンチを広げ、李大浩に痛打を浴びた。