杉内2失点も打線の援護なく2敗目を喫した。前日に交流戦初優勝を飾った巨人先発の杉内は1回2死一塁からガルシアに中越4号2ランを浴び先制を許した。しかし2回以降は調子を上げ、6回以降は走者を出さない投球で得点を許さなかった。8回を105球、7安打5奪三振無四球も2010年から続けていた交流戦連勝が8で止まり、今季の連勝も7でストップした。
巨人打線の前に立ちはだかったのは楽天の高卒ルーキー、釜田佳直(18)=金沢=。伸びのある直球に鋭い変化球を打ちあぐねた打線は5回に1死満塁と好機も亀井の二ゴロの間の1点だけ。スタメン復帰の小笠原は4打数無安打、最終打席の9回2死一塁も左飛に倒れた。原巨人はも交流戦最終戦を白星で飾れず、17勝7敗の貯金10で終了した。
釜田は5安打1失点でプロ初の完投勝利を挙げた。