◇ア・リーグ レイズ2―7ホワイトソックス(2012年5月29日 セントピーターズバーグ)
マイナーリーグから米大リーグ、レイズへの昇格を果たした松井秀喜外野手(37)が29日、フロリダ州セントピーターズバーグでのホワイトソックス戦に「6番・左翼」で出場。4回に先制2ランを放ち、約2カ月遅れで始まったメジャー10年目のシーズンを本塁打で飾った。
4回2死一塁、初球の約145キロの真ん中の速球を捉え、鋭い打球を右翼スタンドへ。
「初球の甘い球をしっかりと打てた」と振り返った松井は「お客さんも多いし、そういう中でプレーできたのは久しぶり。人工芝という不安は多少あったが、やってみて大丈夫だった」と満足の表情を見せた。
チームは6回に逆転を許し2―7で敗戦。松井は「ホームランは良かったけど、試合に負けたので残念」と話した。