19日の京都競馬第11レースではダートのGII戦、第29回東海ステークス(1900メートル)が行われ、浜中俊騎乗の4番人気ソリタリーキング(牡5=栗東・石坂厩舎、父キングカメハメハ)が優勝。先行集団を見る5番手の位置から直線で力強く脚を伸ばし、押し切り態勢に入ったニホンピロアワーズをゴール前で捕え1着でゴールした。良馬場の勝ちタイムは1分56秒4。
同馬は今回の勝利でJRA通算18戦7勝、重賞はうれしい初勝利。5つ上の半兄には史上最多のGI9勝(地方交流含む)を挙げたヴァーミリアンがいる血統。また、7つ上の半兄には05年の同レースを制したサカラートもおり、同一重賞兄弟制覇も達成した。
なお、クビ差の2着には幸英明騎乗の3番人気ニホンピロアワーズ、さらに3/4馬身差の3着には藤田伸二騎乗の11番人気サイレントメロディ。一方、同レース連覇を狙った和田竜二騎乗の1番人気ワンダーアキュートは10着に大敗している。