原采配スバリ!巨人が見事な逆転勝ちで今季初の5連勝。交流戦2連勝スタートで貯金を2とした。先発の杉内が6回2失点の力投で、ハーラー単独トップの5勝目を挙げた。1点を追う6回。坂本の3号ソロに同点に追いつくと、満塁で代打の代打・加治前が貴重な決勝犠飛を放ち、勝利を呼び込んだ。
杉内は初回、長野が打球を後ろに逸らす不運な三塁打で失点。6回にバルディリスの適時二塁打で2点目を許したが、5安打2失点8奪三振。粘りの93球で、リーグ単独トップの5勝目をつかんだ。
杉内の好投に打線も応えた。1―2の6回。先頭の坂本が左翼席中段へ同点弾。さらに1死満塁の好機で、指揮官が動く。代打の代打・加治前を打席に送ると、決勝点となる中犠飛。原監督の執念の采配に見事応え、チームに今季初の5連勝を呼び込んだ。