16日の坂路は前日の雨でチップが締まり、走りやすいコンディション。とはいえ50秒を切ったのは714頭中、2番時計のカフェマーシャル(49秒2、古馬1600万)と2頭だけ。小島太師は「抑えなければ、もっと速い時計が出ていた。心肺がいいんだろう。切れ、スタミナともあるからオークス向き。あとは桜花賞上位組がどれだけ強いかだ」と手応えを感じている。
フローラSの覇者ミッドサマーフェア(小島太)が坂路で4ハロン48秒8の1番時計をたたき出した。前半から大きなストライドで加速すると2、3ハロン目には11秒台の高速ラップを刻む。ほとんど馬なりの状態で、最後は手綱を押さえながら12秒5で駆け抜けた。小島良助手は「前回よりいい。落ち着いているのが何より。競馬を使いながら体も大きくなった」と好感触を伝えた。