【米大リーグ】チェン無傷の4勝、対戦相手のD.ジーターが制球力を絶賛 | スポーツは筋書きのないドラマ

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ボルティモア・オリオールズの台湾人左腕チェン・ウェイン投手が現地15日、メジャー屈指の強力打線を誇るニューヨーク・ヤンキース相手に7回2失点と好投した。チームの勝利に貢献し、祝福のシェービングクリームパイをチームメイトから顔面にぶつけられた。
チェンは7回にカーティス・グランダーソン外野手に2ランを浴びるまでヤンキースを零封。7イニングを4安打、2四球、4三振、2失点で無傷の4勝目をマークした。ソロアーチでチェンを援護したアダム・ジョーンズ外野手も「すべてはチェンがあのヤンキース打線を抑えたところから始まった」と絶賛した。
対戦したヤンキースの主将デレク・ジーター遊撃手も「まるでジェイミー・モイヤー(ロッキーズ)のようだった。球速は92マイル(約148キロ)程度だが、コントロールが抜群だった。彼はピッチングを心得ている」とコメント。通算268勝(207敗)を挙げ、49歳の今季も現役を続けるメジャー屈指の技巧派左腕を引き合いに出して、チェンを褒めたたえた。
ヤンキース相手の快投とあって、降板時には地元ファンからスタンディングオベーションが巻き起こっていた。チェン本人は「(対戦相手が)どのチームなのかは問題じゃない。いいピッチングができてチームが勝てれば、それが最高の結果だ」と通訳を介して話した。