3日の練習中に右ひざのじん帯を断裂する重傷を負い、このまま引退するのではとも報じられたニューヨーク・ヤンキースの守護神マリアノ・リベラ投手。だが4日、リベラは来季以降の復活を誓い、引退を否定した。
リベラは「俺は戻ってくる。こんなことで終わりはしない」と明言。「俺は野球をするのが大好きなんだ。こんなケガなんかで引退するなんて考えていない」と語り、主将のデレク・ジーター遊撃手を始めとするチームメイトにも自身の決断を伝えたという。
歴代最多の通算608セーブを誇るリベラだが、今季中の復帰は絶望的。来季を迎える時には43歳になる上にヤンキースとの契約も今シーズンまでだが、リベラは自分が完全に回復したと証明できれば、ヤンキースが自分との契約を望むことを疑っていない。「ヤンキースは古臭いベテランが好きだからね」と笑っていた。