ロッテが競り勝った。四回に大松の2点適時打などで3点を先制。3‐3に追いつかれた五回、一死満塁から里崎の左犠飛で勝ち越し。先発の新人・藤岡は6回を4安打3失点で3勝目。七回からは中後、益田とつなぎ、九回は薮田が締めた。
ロッテの新人で4月中に3勝を挙げたのは1956年の中西勝己以来56年ぶり。QVCマリン初勝利でもあった藤岡は「3勝目はうれしいけど、点を取ってくれたのに、先頭バッターに四球を出してすぐ同点に追いつかれてふがいないピッチングだった」と、反省の言葉を口にした。
ソフトバンクは育成出身の千賀が初登板し、3回1/3を4安打、3失点。五回に3年目の今宮がプロ初安打となる適時打。