【プロ野球】栗原、今季絶望…右肘痛再発し5月上旬にも再手術へ | スポーツは筋書きのないドラマ

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広島・栗原健太内野手(30)が5月上旬に右肘遊離軟骨の除去手術を行うことが29日、分かった。これにより、今季の残り試合の出場は絶望的な状況となった。
同選手はこの日、マツダスタジアムを訪れ、球団側に手術を行うことで完治を目指すことを報告。話し合いを終えた主砲は「(主力としての)責任もあるので悩みましたが、試合に出ている以上は、結果とパフォーマンスを見せないといけない。今はそれができない」と沈痛な面持ちで話した。
栗原は08年オフに右肘遊離軟骨除去出術を受けた。今回の痛みはその再発で、27日に群馬県内の病院で検査を受けた結果、じん帯に損傷はなく、大きな遊離軟骨が多数存在していることが判明した。痛み止めを使用し、今オフに手術する選択肢もあったが、数年来の慢性的な痛みに苦しめられてきた主砲は遊離軟骨の完全除去を選択。5月の連休明けにも手術を受け、来季からの復帰を念頭にリハビリをスタートさせる。
昨年は右肘の痛みと付き合いながらシーズン全試合に出場し、打率・293、17本塁打、87打点を記録。しかし、その状態は現在では右手で右肩に触れることができないくらい悪化した。今季チームは打率・211、53得点はともにリーグ5位。得点力に苦しむ野村広島にとっては痛すぎる長期離脱となった。