「第9回福島牝馬ステークス」(GIII、芝1800メートル・晴良16頭)は21日、福島競馬場11Rで行われ、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気、オールザットジャズ(牝4=角居厩舎、父タニノギムレット、母ダイヤモンドピサ)が直線早め先頭から押し切り、優勝した。勝ち時計は1分46秒1。
レースはほぼ整ったスタートからがトゥニーポートとクリアンサスが逃げ争いをする速いペースで進み、離れた3番手にニシノステディー以下が付ける展開。3コーナー辺りで早々と逃げ争いの2頭が後退し、4角では押し出されるようにマイネイサベルが先頭に立つ。そこに1番人気のオールザットジャズが直線早々と先頭に立ち、追いすがるコスモネモシン、アカンサス、アスカトップレディら後続に1馬身以上の差をつけて1着でゴールした。
1馬身1/4差の2着が4番人気のコスモネモシン、3着には6年ぶりに福島に参戦した武豊騎手騎乗のアカンサスが入った。
オールザットジャズは3回目の挑戦で重賞初勝利。騎乗した藤岡佑騎手は阪神牝馬Sに続く今年4つ目の重賞勝利になった。