2012年F1第3戦中国GPが4月15日(日)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で3日目を迎え、現地時間15時(日本時間16時)から行われた決勝で、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がF1での初優勝を達成した。
ポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がレース序盤から快調にトップを走行。2番手スタートのミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、タイヤ交換の際にタイヤがうまく装着できないままピットアウトしてしまい、リタイアとなった。ロズベルグがタイヤを2回交換する一方、ロズベルグを追うマクラーレン勢は3回タイヤを交換する作戦に。しかし、ロズベルグが2回のタイヤ交換でうまく走りきって優勝。自身にとってF1で初となる優勝を果たした。
3番手スタートに期待がかかった小林可夢偉(ザウバー)は、スタートで出遅れて中団グループに埋もれたものの、タイヤを3回交換する戦略で巻き返しを図った。その中で、このレースでのファステストラップも記録。しかし、多くのドライバーがピットストップを2回のみにしたことも影響し、10番手でレースを終えた。