日本ハムが同点にされた九回裏、先頭・中田が左翼へ２号本塁打を放ちサヨナラ勝ちした。
割れるような大歓声の中をホームインした中田は、ナインにもみくちゃにされた。お立ち台に上がり開口一番「良かったあ」と言葉を発した。
「ちょっと詰まったんですが、しっかりバットを振ったんで、いったかなあと思いました。ここまで不甲斐ない結果が続いたんで、これからフルスイングを見せたらいいなあと思います」と、中田は頭から汗を吹き出しながら話した。
試合は楽天が一回１死一、二塁から敵失で先制。日本ハムは直後の一回裏、田中の犠飛で同点とした。二回には金子誠の中前適時打で１点追加。五回には陽岱鋼のスクイズで加点した。
日本ハムの先発・吉川は８回１失点（自責０）と勝利投手の内容だったが、抑えの武田久が九回にガルシアに同点２ランを打たれた。