昨季まで中日でプレーしたオリオールズのチェン・ウェイン投手(26)がヤンキース戦で今季初登板したが、メジャーデビューを白星で飾ることはできなかった。
1回にデレク・ジーターにいきなり先頭弾を浴びたチェンは、その後は落ち着きを取り戻し1回の5人目の打者から12人連続凡退。5回までに4安打1失点と好投した。だが6回に乱れ、三塁手の失策もからんで一気に3点を献上。5回2/3を7安打4失点(自責2)6三振で4-4の同点で降板した。勝敗はつかなかった。
試合は延長12回にヤンキースが5-4で勝利した。チェンは「初めてのメジャーでの登板だったので、正直に言うと非常にナーバスだった。ヤンキースはすごい打線だし、深呼吸して自分を落ち着かせた」と話した。