【巨人】高木京、1回2K!零封デビュー!! | スポーツは筋書きのないドラマ

スポーツは筋書きのないドラマ

ブログの説明を入力します。

完敗の中、満点の度胸を見せつけた。9回1死二塁、カウント1ボール2ストライク。高木京は3番ミレッジに、迷うことなくプロに入って覚えたチェンジアップを投げ込んだ。空振り三振に打ち取ったルーキーは「緊張は意外になかったです。いつも通り自分の投球ができました」。2三振を含む1回無失点のデビューを飾った。

この日を予感していた人間がいる。星稜高、そして巨人の大先輩である松井秀喜だ。同じ石川・能美市出身。小学6年の時に、同市で毎年正月に行われていた「松井選手と新春市民の集い」に参加。本人の前で物おじせずに、ティー打撃を披露した高木少年は「君は将来、絶対大物になる」と声を掛けられたという。その言葉を胸に、ここまで努力を続けてきた。

目標は「松井さんのように誰からも愛される選手」。強心臓の新人左腕が、力強く第一歩を踏み出した。