【巨人】ゴンザレス「過去最高」体調で開幕ローテ猛アピール | スポーツは筋書きのないドラマ

スポーツは筋書きのないドラマ

ブログの説明を入力します。

巨人のディッキー・ゴンザレス投手(33)が8日、今キャンプ2度目のブルペン入りした。隣で先発ローテーション枠を争うホールトンが投げていたが、迫力で圧倒する118球。「調子がいいよ。これからも、もっと投げ込んでいきたい」と猛アピールした。
今年にかける強い思いの表れだった。力強いボールを捕手のミットにどんどん投げ込んだ。「過去最高の状態で来た」。体を鍛えて、ウエートも絞った状態で来日。昨年は4月に2試合先発しながら、1勝もできずに2軍落ち。状態が上がり始めたのは8月以降だった。今年はローテの“確約”がなく、アピールしていかなくてはいけない立場とあり、仕上がりのよさをアピールした。
ホールトンが84球だったことをみても、外国人投手が第2クールで100球を超える球数を投げるのは珍しい。「たくさん投げて、疲労感を出したかった」と疲れや張りを感じ、シーズン同様の体調を想定するなど、早くも実戦モードに突入。この日の投球は、同じ16日に紅白戦で投げるホールトンへの“先制パンチ”となった。
1軍の外国人枠は4人。野手のボウカーに1枠が与えられ、ホールトン、マシソン、ロメロ、林イー豪と3枠を争う。ゴンザレスは「ライバルというのではなく、みんなで力を合わせてやっていきたい」と外国人選手の心をひとつにして、覇権奪回へけん引していく。