2期連続の投票となった理事選挙には1968年に立候補制になって最多の12人が名乗りを上げ、九重親方(元横綱千代の富士)らが当選。友綱理事(元関脇魁輝)と伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が落選した。伊勢ケ浜親方は直前に辞退を申し入れたが、立候補の受付期間が終了していたため受理されず、事実上11人の争いとなった。
日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で2年に1度の役員改選を行い、新理事10人(外部理事を除く)による理事会の互選で北の湖理事(元横綱)を12代目の理事長に選んだ。4年ぶりの復帰で、返り咲きは史上初めて。