テニスの全豪オープン第13日は28日、当地のメルボルン・パークで女子シングルス決勝が行われ、第3シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)に6―3、6―0で圧勝し、四大大会初優勝を果たした。大会後に発表される世界ランキングで1位となる。
22歳のアザレンカは、四大大会の決勝に進出したのも今回が初めて。第1セット第1ゲームをブレークされたが、第4ゲームのブレークバックで2―2と追い付くと、冷静なプレーでこのセットを先取。第2セットは全ゲームを奪い圧倒した。
シャラポワは四大大会4度目の優勝を逃し、世界ランキング1位に復帰できなかった。
男子ダブルス決勝では、リーンダー・パエス(インド)ラデク・ステパネク(チェコ)組が、4年連続6度目の優勝を狙ったボブ・ブライアン、マイク・ブライアン組(米国)を7―6、6―2で破り初優勝した。