巨人の2年目右腕・宮国椋丞投手(19)が25日、今季初めてブルペン入りした。G球場の室内練習場で直球を中心に31球。「キャンプ前に一度投げておきたかったので、ホッとしました。ブルペンに入るのは(昨年)12月以来だったので懐かしかった。気持ちよかった」。1軍メンバーに抜てきされた宮崎春季キャンプに向け、都内での自主トレを締めくくった。
今月中旬に沖縄・石垣島の自主トレ中に左足首を捻挫した影響も、まったく感じさせない。中腰の捕手に20球の試運転をした後、捕手を座らせて、カーブも1球まじえて11球。「(状態は)80%ぐらいですが、気になるところはありません」。キャンプで内海、杉内らのエース級との練習を心待ちに「いろいろ見て、勉強していきたい」。実戦で結果を残し、開幕1軍切符をつかみ取る。