米大リーグ、ヤンキースの正捕手として長く活躍したホルヘ・ポサダ(40)が24日、本拠地ヤンキースタジアムで記者会見し、現役引退を正式に表明した。「子供の頃からヤンキースの一員になるのが夢だった。他のユニホームを着ることはない」と涙ながらに語った。
ポサダは1995年の大リーグデビュー以来、ヤンキース一筋でプレー。98年からのワールドシリーズ3連覇などに貢献し、故伊良部秀輝投手や松井秀喜外野手らともチームメートとしてプレーした。家族と並んで会見したポサダは「初めてメジャーに昇格した日のことは忘れられない。優勝リングを5個も持てるなんて想像できなかった」と、充実した17年間の現役生活を振り返った。