【箱根駅伝】明大・鎧坂、痛み押して力走 最後は胴上げ | スポーツは筋書きのないドラマ

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◇箱根駅伝(3日)=明大総合3位
明大は座骨神経痛に苦しむ主将の鎧坂が、前日の練習で完走できる感触を得て最終10区に登場。「痛みは出たが、様子を見て後半しっかり動けば」と慎重に走り、一万メートルで日本人の学生最高記録を持つ底力で3位・早大を逆転。チーム全員が着実に地力を発揮してつないだ好レースを最高の形で締め、フィニッシュ後は感涙を流す仲間に胴上げされた。92~04年には出場できないほど低迷した明大だが、近年は自主的に考える姿勢を重視する西弘美監督の指導で急成長。鎧坂は「優勝も狙えるチームになるのを祈っている」と、さらなる飛躍を後輩へ託した。