世界ボクシング協会(WBA)のダブルタイトルマッチ各12回戦が7日、大阪府立体育会館で行われた。WBAバンタム級王者、亀田興毅(25)=亀田=は世界初挑戦の同級12位、マリオ・マシアス(26)=メキシコ=を四回2分4秒、KOで降し、3度目の防衛に成功した。WBAスーパーフライ級1位、亀田大毅(22)=亀田=は同級王者、テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=に0-3の判定で敗れ、WBAフライ級に続く王座獲得を逃して国内10人目の世界2階級制覇はならなかった。テーパリットは初防衛に成功。国内の現役世界王者(男子)は8人のまま。
また、亀田3兄弟の末弟のWBAバンタム級7位、亀田和毅(20)=亀田=はノンタイトル10回戦(契約重量55.0キロ)を行い、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級22位、エドゥアルド・ガルシア(31)=メキシコ=に七回1分23秒、KO勝ちで戦績を22戦22勝(14KO)とした。