中日・小池正晃外野手(31)が29日にフリーエージェント(FA)宣言することが28日、わかった。右の強打者補強が課題の横浜が小池獲得に動く方針を固めたことも判明。交渉解禁日となる12月2日にも、4年ぶりの古巣への復帰が決まりそうだ。
この日、横浜市内で小池は「お世話になった中日には、かけがえのない経験をたくさんさせていただき、とても感謝しています。しかしこれからの野球人生を考えた結果、とにかく試合にたくさん出て結果を残したい。他球団の話を聞いてみたいのでFA宣言を決断しました」と話した。
その小池に対し、横浜球団関係者はこの日、「ぜひ小池選手に戻ってきていただき、もう一度、地元・横浜を盛り上げて欲しい」と話した。交渉解禁日の12月2日を待って獲得に乗り出す。
横浜はこのオフ、小池と横浜高時代の同級生でもある後藤武敏内野手(31)を西武からトレードで獲得。さらに日本ハムを戦力外になった林昌範投手(28)と菊地和正投手(29)の獲得にも成功しており、着々と補強を進めている。