中日が和田の適時三塁打で挙げた初回の2点をエース・吉見から岩瀬、浅尾とつなぐ盤石のリレーで守り抜き、敵地で逆王手をかけた。
中日は1回2死一、二塁のチャンスに和田が右中間に適時三塁打。2点を先制した。
ソフトバンクも4回、内川の右前打で1点を返したが、吉見の8回途中1失点の好投の前に打線が沈黙した。
20日の第7戦で中日が勝てば4年ぶり3度目、ソフトバンクが勝てば、8年ぶり5度目(南海、ダイエー時代を含む)のシリーズ制覇となる。
中日・落合監督「吉見はこの前より落ち着いて投げていたんじゃないか。彼が今年の投手陣の屋台骨を支えてきたのだから。岩瀬と浅尾にうまくつなげた。あしたは2011年の最後の試合。本当の天王山。悔いを残さないようにやりたい」