巨人の大村がFA権を行使して古巣のロッテへ移籍することが濃厚となった。球団との交渉で慰留を受けたが「せっかくの権利。いろいろ話を聞いてみたいというのはある。ロッテ?ないといえばウソになるけど、11球団あるわけでいろんな話を聞いてみたい」と語った。
サブローの登録名でロッテの主軸を務めていたが、今年6月に工藤との交換トレードで移籍。巨人では48試合で打率・243、1本塁打に終わっていた。ロッテの重光昭夫オーナー代行(56)は個人名こそ伏せたが「今年出て行った人で呼び戻せる人は呼び戻したい」と話していたことから、獲得に動く可能性は高い。
また、FA権行使の意向を球団に伝えた鶴岡も他球団への移籍は決定的。横浜、楽天など数球団が名乗りを上げるとみられ、FAで複数選手が他球団へ流出する球団史上初の危機に見舞われた。