【国内女子ゴルフ】上田桃子“凡ミス” 登録手続き忘れて出場できず | スポーツは筋書きのないドラマ

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大王製紙エリエール・レディースは18日、香川・エリエールGCで開幕する。上田桃子(25=フリー)は17日、レジストレーション(出場登録手続き)を忘れたために欠場が決定。今大会が最後の可能性のある古閑美保(29=京セラミタ)とのラウンドを棒に振る痛恨のミスを犯した。
午後5時10分、慌ててクラブハウスに戻ったが、もう遅かった。締め切りは午後5時。レジストレーションは本人が用紙に署名しなくてはならないため、上田の欠場が決まった。目に涙を浮かべ、初日に同組の予定だった藤本に「回れなくなっちゃった。ごめんね」と謝るのが精いっぱい。報道陣の問いかけには最後まで無言を貫いた。
まさかのうっかりミスだ。手続きは大会2日前の午前9時から前日の午後5時まで。上田は前日は練習ラウンド、この日もプロアマ戦に出場していながら、午後4時に何もしないままホテルに戻ってしまった。午後4時45分頃に事態に気づいた諸見里から電話を受けたが、間に合わなかった。偶然にも昨年優勝の金ナリもこの日、同じミスで欠場。今季は既に2人の外国人選手も同様の失念をしており、4人目の失態となった。
上田は今週は米ツアー最終戦の出場権もあった中、07年に勝って賞金女王を決めた思い出の大会を選んだ。同郷の先輩、古閑の存在も「理由の一つ」だった。その古閑とは念願かない初日に同組。「最後をしっかり目に焼き付けたい。自分の戦いも焼き付けてもらえたら」と楽しみにしていたが、自らその機会を手放してしまった。