男子ゴルフの石川遼が13日、静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで行われた「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日の17番ホール(228ヤード)でホールインワンを記録した。
4Iで放った第1打はカップ手前約10メートル地点に落下し、緩やかなフックラインを描いてカップイン。ティーグラウンド上で“ウイニングラン”して喜びを爆発させた。このエースで石川は通算9アンダー、2位タイとし、一気に優勝争いに加わったが、18番の第2打を池に落としてパー。同組の小田孔明の通算10アンダーに届かず今季初優勝はならなかった。
石川のホールインワンは昨年9月のアジアパシフィック・パナソニックオープンに続きツアー2度目。
石川は「あのホールインワンで、あきらめちゃダメだという気持ちを強くしたのに、18番の第2打はお粗末だった。中途半端なショットになったことが悔しい」と喜び半減といったところ。