【プロ野球】ヤクルト・石井、涙の引退試合登板「何の悔いもない」今季限りで引退するヤクルトの石井が7回に登板した。入団時の担当スカウトだった小川監督の待つマウンドに登り、打者1人を3球三振にとった。「野球人生があと1球、2球で終わると思ったら、いろんなことが頭をよぎった」と、投げ終えると感極まった。 2006年に左肩を故障。07年以降は1軍での登板がなく、リハビリを続けてきた。捕手の相川は千葉・東京学館高の先輩。「フリーエージェントで横浜から来てくれて、ずっとバッテリーを組みたかった。満足。何の悔いもない」と晴れやかな表情で話した。