オリックスのイ・スンヨプ内野手が21日、ほっともっとフィールド神戸で、退団の記者会見を開いた。
スーツ姿で現れたイは「プロとして、思うような数字を残すことができずに、本当に申し訳ないという気持ちです。クライマックスシリーズに進出できなかったことも自分にも責任があったと感じています」と話した。
イは2004年にロッテに入団、06年には巨人に移籍し、今シーズンからオリックスに移籍し、打線の軸として期待されていたが、打率・201、15本塁打、51打点と結果を残せなかった。日本でプレーした8年間を「すごくいろいろなことがあったので、言葉に表すのは難しい」と、振り返った。今後は韓国球界復帰を含め、現役にこだわっていく。
オリックスの中村編成部・国際部長は「本人が決断されたということなので、その気持ちを尊重して韓国の宝を韓国にお返ししようと、退団を了承しました」と話した。