【プロ野球】マー君、完封でダル抜き18勝目!目標の沢村賞グイッ! | スポーツは筋書きのないドラマ

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決意の完封勝利だった。楽天のエース・田中が9回6安打無失点で18勝目。勝利数、防御率ともダルビッシュを上回り単独トップとなり、目標とする沢村賞に大きく近づいた。
おなじみの雄たけびはせず、グラブをポンとたたくのみだった。七回2死一、三塁のピンチ。相手の田中を空振り三振に仕留めた。序盤の打線の援護で伸び伸びと投げた結果の完封劇。「きょうは野手の方々に早い段階で大量援護をもらった。僕の働きではないです」と謙そんした。
ダルビッシュと一騎打ちという様相を呈する沢村賞争いでも、優位に立った。5日の日本ハム戦で、打線がダルビッシュに黒星をつけた。「ダルさんを(味方打線に)打っていただいたので、きょうは何とか勝ちたかった」と笑顔がはじけた。
19日まで続く今季の日程。残り6試合で2試合投げて勝利すれば、08年の岩隈以来の20勝も見えてくる。大台について聞かれた田中は「知りません…。それは…わかりません」。その苦笑いは、大台への意欲と見て取れた。