「ヤクルト8‐4阪神」(27日、神宮)
ヤクルトは6回に1点差を追い付き、なおも2死満塁で川端が榎田から右越えの満塁本塁打を放ち、勝ち越した。2番手の日高がプロ初勝利を挙げた。
川端は2ボールからの3球目、狙い通りの球を振り抜いたが、最高の結果に本人が一番驚いた。「ベースを回りながら震えた」と言う。追い付いた後の6回2死満塁。右翼席へと伸びた打球は、試合を決める自身初の満塁本塁打となった。
この日5打点。連続試合安打は12に伸び、打率も2割9分2厘まで上がってきた。「ここ最近状態はずっと良かった。継続してやろうと思っていた」と充実した表情で話した。
阪神はスタンリッジが3回途中で降板したのが誤算。救援陣もリードを守り切れなかった。