ラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会で、日本は21日午後7時半(日本時間同4時半)に北島のファンガレイで1次リーグA組の第3戦、トンガ戦を迎える。20日は試合会場のノースランドイベントセンターで調整し、カーワン・ヘッドコーチは「後のことは考えず、全て出し切る。1点差でも勝つ」と必勝を誓った。
トンガ戦には1991年大会のジンバブエ戦以来の2勝目がかかる。2連敗の日本は4トライ以上挙げて勝たないと1次リーグ敗退が決まる。残り2試合で2勝して今大会の目標を達成すれば、次回の2015年イングランド大会の出場権を得られる1次リーグ3位以内に入る可能性が高い。
トンガは当たりの強さを生かした突進や強力スクラムが売り。SH田中(パナソニック)は「今大会のトンガはいつもより激しいが、日本は走り勝つ。絶対に勝たないといけない」と表情を引き締めた。