「VanaH杯KBCオーガスタ・最終日」(28日、芥屋GC)
トップと3打差3位から出た石川遼は8バーディー、2ボギーの66と伸ばしたが、通算20アンダーの2位に終わり、今季初優勝はならなかった。首位タイから出たベ・サンムン(韓国)が通算22アンダーでツアー初優勝し、賞金2200万円を獲得した。石川とともに近藤共弘が2位だった。
石川は2、3番で連続ボギーをたたく苦しい立ち上がり。5番から3連続バーディー、後半も13番から3連続バーディーを奪うなど8バーディーで巻き返したが、序盤のつまずきが響き、あと一歩及ばなかった。「序盤はプレッシャーもあって硬さが出たが、そこから8つ縮めることができたのは大きい。やり切った感じです」。賞金ランクでは金庚泰、池田勇太を抜いてトップに立った。