智弁和歌山が逆転サヨナラ勝ちで16強進出。6‐7で迎えた延長十回、1死一塁から宮川祐輝外野手(3年)の左線二塁打で同点。なお1死一、二塁から小笠原のセーフティーバントを三塁手が悪送球し、決勝点が入った。八回に同点に追いつき、6‐6の九回は1死満塁の好機を逃し、延長十回には勝ち越されたが、最後まであきらめなかった。
高嶋仁監督は「気持ちを切らずに最後まで行って、こういう結果になった。苦しみながら勝てたのは大きい」と話した。
白樺学園は1‐5の七回、初回1死でマウンドを川越翼(3年)に託して中堅に入っていた先発の小林航(3年)が、1死から満塁本塁打を放ち同点。八回には6番・佐々木駿捕手(2年)のソロで勝ち越した。6‐6の延長十回には佐藤優太内野手(2年)の適時二塁打で再び勝ち越したが、その裏川越が力尽きた。