王者・井岡一翔(井岡)が3-0の判定で同級1位ファン・エルナンデス(メキシコ)を下し、初防衛に成功した。
22歳の井岡は今年2月に国内最短となるデビュー7戦目で世界王座を獲得。多彩な左パンチとスイッチを繰り返す挑戦者の技巧に屈することなく、左右のボディーブローを起点に有効打で圧倒した。採点は116-112、117-111、118-111。「本当は途中KOしたかったですけど、これを課題として、次はもっと強くなった姿を見せたいです」とリング上で語った。井岡の通算戦績は8戦8勝(5KO)。エルナンデスは20戦18勝(13KO)2敗。