第93回全国高校野球選手権大会・西東京大会(30日、神宮)、センバツ4強の日大三が昨夏代表の早稲田実を2-1で破り、2年ぶり14回目の選手権出場を決めた。
日大三・吉永、早実・内田の両先発が好投し、四回まではスコアボードに「0」が並ぶ投手戦となった。均衡を破ったのは日大三。五回裏、二死二塁から2番金子が左中間に適時二塁打。好投手・内田から1点を先制した。
日大三は六回、菅沼が自身今大会2本目となるソロ本塁打を左翼スタンドに叩き込み2点目。七回にバッテリーのミスで1点を失ったが、粘る早実を2-1で振り切り、春夏連続出場を決めた。
早実は初回が二死二、三塁、五回にも二死一、二塁とチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。エース内田は強打を誇る日大三打線をよく抑えたが、援護がなかった。