大相撲名古屋場所で２年ぶり２度目の優勝を果たした大関日馬富士（伊勢ケ浜）が、千秋楽から一夜明けた25日、名古屋市西区の伊勢ケ浜宿舎で会見し、「久しぶりの優勝なので気持ちいい。一日一番で臨み、その積み重ねが優勝につながった」と喜びをかみしめた。
半年ぶりに正常開催となった場所を終え、「いろいろありましたから、『ファンの心を取り戻したい』『大関の責任を果たして楽しんでもらえる相撲を取りたい』という気持ちが強かった」と安どの笑み。９月の秋場所では自身２度目の綱とりに挑む。「与えられたチャンスをしっかりつかみたい。１日の努力をしっかりして、今日から来場所に向けてやっていきたい」と意気込みを語った。