15日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で米国との決勝に臨む日本チームに関する記事を掲載し、米国代表のDFランポーン主将が日本の司令塔、沢穂希(INAC)について、「偉大なリーダーで、チームを勢いづける。われわれは彼女を封じ込めなければいけない」と警戒感を示した。
同紙は沢が米国でプレーしていたことや今大会の活躍を紹介。米国で沢と同じチームに所属したFWワンバックは「彼女は母国でプリンセスとかクイーンと呼ばれている」と大黒柱であることを強調した。
日本の快進撃が大震災に見舞われた国内に希望を与えていると伝えた。米国のGKソロは「彼女たちはこの試合よりもっと大きなもののためにプレーしている。簡単な試合にはならない」と気を引き締めた。