【日本ダービー】デットーリ、研究バッチリ! | スポーツは筋書きのないドラマ

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競馬界の世界的な“カリスマ”が姿を現した。デボネアに騎乗するデットーリが28日午後、東京競馬場に到着。初参戦となる日本ダービーを前に意気込みを語った。

06年秋のJCウイーク以来となる来日に「日本ではいい成績を残せているし、ダービーでいい馬に乗れるから楽しみにしていた」と満面の笑顔。「全てのレースVTRをチェックした。段々と成長している感じなのでいいレースができそうだ」と、デボネアの研究はすでに完了していることを明かした。中竹師も「“前脚をかき込む走りだから重馬場は合う”って、伝えようとした情報を向こうから言ってきた」と、その観察力に驚きの表情だ。

世界各国の大レースを制してきた手腕、実績はすでに伝説と化している。日本でも外国人最多となるジャパンC3勝を挙げ、02年のJCダート、ジャパンCでは土日G1連勝を決める神懸かり的な騎乗を披露した。もちろんダービーも英、仏、愛、伊など各国でV。新たに日本ダービーのタイトルを狙ってきた。

「ダービーはどこの国でも格式の高いレース。殿下も来日するし、本当楽しみ」。国外居住オーナーとして、初のダービー制覇がかかるモハメド殿下の要請による急きょの来日だけに気合が入る。

社台ファーム代表の吉田照哉氏はかつて「彼が乗ると5馬身は違う」とその技術の高さを表現した。皐月賞でのデボネアとオルフェーヴルの差はちょうど5馬身。天才的騎乗で逆転Vを決める。