◆ヤクルト4―0巨人(28日・静岡)
連敗脱出と借金返済を目指しマウンドに上がった巨人のドラフト1位・沢村拓一投手(23)だが、8奪三振も7回1/3を8安打4四球の4失点でプロ初黒星を喫した。
沢村は2回、四球、ボークなどで1死三塁からバレンティンが中犠飛、無安打で先制された。5回には青木の適時打、6回にもバレンティンに6号ソロを浴びた沢村は、0―3の8回1死一、二塁から宮本の中前適時打でマウンドを降りた。
ルーキーを援護したかった打線は館山の前に元気なく、わずか2安打10三振の無得点で3連敗、借金も2で5位に転落した。
投打がかみ合ったヤクルトは9連勝。