5打差をつけられていたが「このコースは何があるかわからない」と自らに言い聞かせてスタート。1番で2メートルの難しいラインのバーディーパットを決めた時「今日はいける」と早くも確信した。
前半で五つスコアを伸ばし首位争いに加わっても、自分を見失わず「冷静にプレーできた」。「手が痛くなるまで練習したことで自分に自信が持てた」のがその裏付け。難ホールの13番でグリーン奥からピタリとピンに寄せたパーセーブはまさにその成果だった。
1勝だけで満足するわけにはいかない。「日本で一番のゴルファーになること」が目標なのだから。