◆第83回センバツ高校野球第10日 ▽準々決勝 智弁和歌山3―10履正社(1日・甲子園)
3年ぶり3度目の出場の履正社(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を下し、春夏通じて初のベスト4進出を決めた。大阪勢としては2006年のPL学園以来の準決勝進出。
履正社が13安打10点で完勝した。4回に坂本の適時打で先制。5回には打者12人の猛攻。坂本の2点二塁打など6安打を集め、7点を加えた。9回の2点で駄目を押した。援護に恵まれた飯塚は11安打を浴びながらも3失点。2試合連続で完投した。
準優勝した2000年以来の4強入りを目指した智弁和歌山は、青木が5回途中7失点と乱れた。攻撃は、3回まで全て先頭が安打した好機を逸したのが響いた。