【選抜高校野球】日大三、逆転で明徳義塾下し初戦突破! | スポーツは筋書きのないドラマ

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◆第83回センバツ高校野球第3日 日大三6―5明徳義塾(25日・甲子園)

昨秋の明治神宮大会を制した日大三が終盤に逆転し、強豪校同士の競り合いを制した。4―5の8回に安打、四球などで1死一、二塁とし、9番・鈴木が左中間へ2点二塁打を放った。先発の吉永は7四死球と制球に苦しんだが、粘りの投球で完投した。

明徳義塾の尾松は変化球を有効に使い、強力打線をかわしたが、球威が落ちた終盤につかまった。

昨秋の四国大会王者、明徳義塾との実力校同士の対戦は、見応えたっぷりだった。日大三は4―4で迎えた8回表に1点を勝ち越されたが、その裏、相手のエース尾松をとらえた。1死一、二塁から9番・鈴木の二塁打で逆転。8回の守備で送球を顔に受けて治療した鈴木が、価値ある殊勲打を左中間に放った。

強力打線が緩い変化球に翻弄されて苦戦した。日大三の小倉監督は「きつかった。アクシデントがあった鈴木がよく打ってくれた。あの一打で勝てた」と安堵の表情だった。