長友は4-1リードで迎えた後半33分、ラノッキアと交代して左サイドバックのポジションに入ると、1分後にはエリア外左から右足シュート。ボールはキーパーの正面を突いたが、積極的な姿勢でゴールへの意欲をみせた。
そして迎えた39分、右サイドのマイコンから入ったクロスをハルヤが収め、ゴール前の長友へパス。長友はエリア内でトラップすると、相手選手をターンで左にかわして左足シュート。ボールはゴール左上に突き刺さり、セリエA移籍後初ゴールを決めた。長友はチームメートに囲まれるとお辞儀のポーズで応え、スタジアムを埋めたサポーターから大きなコールと拍手が沸き起こった。
長友は2010年南アフリカW杯後にFC東京からセリエAのチェゼーナへ移籍。すぐさま頭角を現し、1月に名門インテルへ移籍していた。