【クイーンC】ダンスファンタジア、重賞連勝へ自信アリ! | スポーツは筋書きのないドラマ

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本来の姿を取り戻した良血馬が、勢いに乗って重賞連勝を狙う。ダンスファンタジアは前走のフェアリーSで、力の違いを見せつける完勝。

「前走は上手に走っていた。ジョッキー(クラストゥス)もうまく乗ってくれた」。藤沢和師は柔和な表情で振り返る。早めに栗東に入厩して臨んだ前々走の阪神JFでは、レース前にイレ込んだことが敗因のひとつ。外枠で前に壁がつくれなかったため、引っ掛かったこともラストの失速につながった。力負けではなかったことは“地元”中山で巻き返しに成功した事実が証明している。

中間も順調に乗り込まれ、4日には美浦坂路で4F55秒7-13秒1、6日には4F52秒5-12秒8をともに馬なりで計時。仕上がりに不安はない。「能力があることは十分に感じた。イレ込み?ボクはこの馬のそういうときに乗ったことがないんだよ。前走はリラックスして走っていたし、中間にまたがった感じはレースのときよりもさらに良くなっている感じだった。このままの状態でいければ、いいレースができると思う」。2度目のコンビにクラストゥスは自信をのぞかせた。

無傷の4連勝で桜花賞を制した名牝、ダンスインザムードを母に持つ。土がついた初子だが、その評価が落ちることはない。ここからが正念場。4月の仁川で2歳女王レーヴディソールと再び対戦する日まで、勝ち続けるつもりだ。