古くは９１年トウカイテイオー、最近では０５年ディープインパクトが勝った出世レースの若駒Ｓが、今週の土曜（２２日）に京都で行われる。一昨年の勝ち馬はのちの皐月賞馬アンライバルドで、昨年の１、２着ヒルノダムールとルーラーシップは、先週の日経新春杯でも着順が入れ替わったがワンツー。注目度満点の今年は、朝日杯ＦＳ３着のリベルタスが有力視される。ディープインパクト産駒で、半兄にＧＩＩ４勝のローエングリン（父シングスピール）がいる良血馬。距離延長もプラスに働きそうだ。１番人気のラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓで８着に終わったショウナンマイティも巻き返しに意欲十分。他にも良血馬が顔を揃え、今春のクラシックを占う意味で重要な一戦になる。